本記事ではGoogleが提供するデータビジュアライズツールであるLooker Studio(ルッカースタジオ)のテンプレート料金相場について解説いたします。
Datafolio(データフォリオ) – Looker Studioのテンプレートストア
Datafolio(データフォリオ)はLooker Studioのテンプレートストアです。日本ユーザーのマーケティング現場に合わせた良質なLooker Studioダッシュボードテンプレートを利用できます。買い切り型でリーズナブル!ぜひご覧ください。Datafolioサイトはこちら
Looker Studioの特徴についておさらい
Looker Studioとは、Googleが提供するデータビジュアライズツールです。Looker Studioを利用することで、日々のKPIをわかりやすいグラフで可視化することが可能です。
Looker Studioは、GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソール、Google広告などのGoogleマーケティングプロダクトはもちろんのこと、様々な外部データを連携して表やグラフなどの描画が可能です。

(Looker Studioでの描画イメージ)
Looker Studioは無料で使える?
Looker Studioは、Googleアカウントさえあれば無料で利用できます。GoogleドキュメントやGoogleスライド、Googleスプレッドシートのように、自由にレポート作成や共有が可能です。
なお、Looker Studio Proという有償版のサービスも存在します。名前は同じ「Looker Studio」ではありますが、無償版とはプロダクトコンセプトが大幅に異なるため、実態としては別のサービスとお考えいただくのが良いかもしれません。
Looker Studioテンプレートとは?
Looker Studioテンプレートとは、Looker Studioで活用できるレポートやダッシュボードのひながたです。目的に合致したテンプレートを活用することで、レポート作成時間を効率化することが可能になります。レポートのLooker Studioでレポートを新規作成する場合、通常は真っ白な状態から作成をしますが、実際は非常に手間のかかる作業となります。
無料で使えるGoogle公式テンプレートが存在する
Looker Studioでは、「テンプレートギャラリー」と呼ばれるGoogleが提供する公式テンプレートが存在します。公式テンプレートは無料で利用が可能です。
Looker Studioテンプレートギャラリーの使い方
テンプレートギャラリーはLooker Studioのホーム画面から利用することができます。ホーム画面のわかりやすいところにあるため、あまり迷うことはなさそうです。
無料テンプレートのメリットとデメリット
無料テンプレートのメリットとデメリットについて整理をします。無料テンプレートの最大のメリットは無料で使える点です。一方で、デメリットも存在します。テンプレートは全世界共通の内容になるため、日本ユーザーに向けたものではありません。また、基本的には1ページのみのテンプレートも多く、複数ページの構成を想定した場合には参考になりにくいケースも注意が必要です。
無料テンプレートのメリット | 無料テンプレートのデメリット |
・無料で使える | ・サポートはない(フォーラム)に問い合わせ
・全世界共通テンプレートであるため、英語である。日本語ユーザー向けに最適化はされていない。 ・基本的には1ページのみのシンプルなもの ・GA4に対応していないテンプレートも |
Looker Studio有料テンプレートとは
有料でLooker Studioテンプレートを購入することも可能です。日本ユーザーにカスタマイズして使いやすいテンプレートを各企業が提供しています。
有料テンプレートには「買い切り型」と「サブスクリプション型」が存在します。買い切り型は一度購入してしまえば終わりとなるためリーズナブルなタイプとなります。「サブスクリプション型」は月額費用を払ってテンプレートを利用するかたちになるため、テンプレートそのものというよりはテンプレートを介した専門スタッフのサポートを期待するケースに有用といえるでしょう。
ほとんどの有料テンプレートサービスでは、デモテンプレートが利用できるのでご自身のニーズにマッチしているか事前にチェックをしましょう。
Looker Studio有料テンプレートの相場
有料テンプレートの相場は、買い切り型では1パッケージにつき5,000円〜15,000円が相場となります。基本的には接続データソースが多く、またレポートページも多いほど料金が高くなる傾向があります。安価なものでは1,000円程度で購入できるテンプレートもあります。
サブスクリプション型では、月額5,000円〜20,000円が相場となります。接続できる媒体が多いほど月額費用は高くなります。また、レポートのセットアップ代行などサポートが受けられる点が魅力です。
【タイプ】 | 【料金相場】 |
買い切り型 | 1パッケージにつき5,000円〜15,000円 |
サブスクリプション型 | 月額5,000円〜20,000円 |
Looker Studio有料テンプレートのメリットとデメリット
無料テンプレートに対して、Looker Studio有料テンプレートを使う最大のメリットはテンプレートの質といえるでしょう。日本ユーザーに合わせて、複数ページのパッケージできめ細やかなレポートをすぐに活用することができます。デメリットは費用がかかる点です。特にサブスクリプション型は定常的なコストになるため注意が必要です。
有料テンプレートのメリット | 有料テンプレートのデメリット |
・日本ユーザー向けの良質なテンプレートが選べる
・複数ページで1パッケージのダッシュボードが作成できる ・GA4対応がデフォルト ・サポートが受けられる |
・費用がかかる |
Looker Studio の良質なテンプレートストア
Looker Studio(旧 Googleデータポータル)のテンプレートストアDatafolio(データフォリオ)では、各種レポートフォーマットをリーズナブルに購入可能です。1分もかからずにデータ連携とレポート利用が可能になります。ぜひサイトをご覧ください。